三板とは?

 沖縄の三板は、スペインのカスタネットに匹敵するすぐれた奏法と、表現力をもった軽打楽器である。三板のもつ堅く透き通るような澄んだ音色と、奏者の個性を生かした縦横無尽な千差万別のリズム表現は他の追随を許さないものがある。

 三板の本体は、何の変哲も無い三枚の板切れを紐で結んだだけのものである。それは気軽にポケットに持ち歩くことができ、民謡や音楽のリズムに合わせて両の手、5指を用いて打ち鳴らすので、この指先の敏速な運動は小さな子供たちの頭脳の発達にもよいし、また年配の方のボケ防止にも最適である。

<日本三板協会会長 杉本信夫著 「誰でも打てる楽しめる三板(さんば)」より抜粋